癒しの探索「駒込・染井コース」
木戸孝允別邸跡
もと旗本本郷丹後守の屋敷地。幕末・維新期の政治家木戸孝允が1869(明治2)年に別邸を構えた。「明治天皇行幸所木戸旧邸」の碑が残る。本郷氏が建てた1795(寛政7)年の鹿碑と1849(嘉永2)年の瘞賜猪碑は区指定文化財。
▲ 駒込1-10-15
日枝神社
旧上駒込村字新屋敷の鎮守。江戸時代には朝日山王宮といった。眺望に優れ、俳人が多く集った。境内社には日吉稲荷神社がある。
▲ 駒込1-30-12
子育地蔵
妙義坂の途中にある。創建年は不詳だが、城官寺(北区上中里)の境外地蔵として祀られた。交通事故にあった二人の童女の地蔵もある。
▲ 駒込2-6-15
妙義神社
1471(文明3)年太田道灌が足利成氏と戦う際に、戦勝祈願をしたという。1642(寛永19)年の庚申塔がある。
▲ 駒込3-16-16
西福寺
真言宗豊山派。藤林山歓喜院。創建年不詳。染井の植木屋の菩提寺だった。1655(明暦元)年の六地蔵、1757(宝暦7)年の伊藤伊兵衛政武の墓(都史跡)、六地蔵、染井吉野の里碑がある。
▲ 駒込6-11-4
染井稲荷神社
旧上駒込字染井の鎮守。江戸時代は西福寺が別当だった。本殿には植木屋伊藤伊兵衛が将軍家から下賜されたといわれる漆塗りの瓶子一対、俵藤太むかで退治の絵馬がある。
▲ 駒込6-11-5
専修院
浄土宗。正業山迎接寺。1597(慶長2)年創建。1908(明治41)年浅草より移転。伊藤伊兵衛の屋敷跡だった。染井村と彫られた1641(寛永18年)の宝篋印塔、1303(乾元)年の区内最古の板碑、富士講関係の碑・墓がある。なお、泰宗寺・専修院・蓮華寺・法成寺・勝林寺・慈眼寺・本妙寺の墓地は、市区改正により染井墓地に隣接して形成された。
▲ 駒込7-2-4
勝林寺
臨済宗妙心寺派。万年山。1616(元和2)年神田に創建、1940(昭和15)年本郷より移転。本尊の木造釈迦如来坐像は区指定文化財。老中田沼意次の墓がある。
▲ 駒込7-4-14