歴史的建築物を巡る「目白・西池袋コース」
千種画廊
児童文学者で児童雑誌「赤い鳥」を創刊した鈴木三重吉(1882~1936)が、1922~24(大正11~13)年ここに自宅兼赤い鳥社を構え、児童文化運動の拠点となった。三重吉は1917~27年まで区内に住んでいた。
▲ 目白3-18-6
目白庭園
滝に築山、池を配した伝統的な回遊式庭園。この地で創刊された童話雑誌「赤い鳥」にちなんだ数寄屋造りの茶室、赤鳥庵も池に面して建っています。
▲ 目白3-20-18
自由学園明日館
羽仁吉一・もと子夫妻により、雑誌「婦人之友」を母体に1921(大正10)年創立。女子のキリスト教主義自由教育を行った(1934年南沢に移転)。アメリカ人建築家フランク・ロイド・ライト設計の校舎と遠藤新設計の講堂は、国の重要文化財に指定され、保存活用されている。(有料)
▲ 西池袋2-31-3
郷土資料館
豊島区の歴史・民俗に関する資料の収集・保存、調査研究、展示などを行う博物館として1984(昭和59)年に開館。常設展のテーマは雑司が谷 鬼子母神、駒込・巣鴨の園芸、長崎アトリエ村、池袋ヤミ市である。
▲ 西池袋2-37-4 勤労福祉会館7階
旧江戸川乱歩邸
探偵小説家・江戸川乱歩が1934~65(昭和9~40)年の31年間をここで過ごした。1924(大正13)年築の土蔵は、書庫兼書斎として使われ、ここから「怪人二十面相」「少年探偵団」などの名作が生まれた(立教学院所有、区指定文化財)
▲ 西池袋5-15-17
元池袋史跡公園
かつて池袋の地名ゆかりの湧水池(丸池)があり、弦巻川となって雑司ヶ谷村を流れていた。その由来碑が建つ。またここは1912(明治45)年創立の成蹊学園の発祥の地であり、その記念碑もある。
▲ 西池袋1-9-12
全国伝統的工芸品センター
国の指定を受けた伝統的工芸品の全国唯一の総合展示場。設置(開館)時間 11:00~19:00
▲ 西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザ1階